投稿日:2013年12月2日 研修会
題:今すぐ実践!「薬歴の書き方のポイント」
~薬歴から患者さんが見えていますか?~
日時:平成25年12月1日(日)10時~15時
場所:岩手医科大学矢巾キャンパス
講師:北海道薬科大学薬物治療学分野 教授 早川 達 先生
今まで本当にこれで書いていて、ちゃんと伝わっていたのか?と思う薬歴を見つめ直す
いい機会だと思い研修会に参加しました。
SOAP形式で薬歴を書くように大学でも教わりましたが、具体的な指導を受ける事
なく、過去の先輩薬剤師の薬歴を参考にしながら書いていました。
Aをどうやって書いていくのか?それに繋がるPは?など疑問に思う事や不安に
思っていたことが、今回の研修を通じてゆっくりですが理解出来てきました。
先生の講義の中で「自分が感じた事やあれっ?と思った事を薬歴に反映し、その日の内に確認、または次回確認内容を考えながら仕事をする。それが患者ケアへの貢献に繋がる。」
というお話を受け、ずっと自分の薬歴はただの記録として書いていただけだと思い知り
ました。慢性的な患者様への薬歴は、Do処方のように書き方も慢性的にしていました。
いつもと同じ状態だからといってそれは患者さんの望ましい状態とは異なるという事。
望ましい状態からのズレを着目することによって、問題点を確認、評価し、自分の
Do処方薬歴をなくし、ケアへの貢献ができる薬歴を書いていきたいと思います。
ハロー薬局 及川千春