平成25年度 非常時災害に関する勉強会

投稿日:2013年10月28日 研修会


①岩手県総合防災訓練について                久慈薬剤師会 細田初実
 平成25年9月1日に開催された県防災訓練に薬剤師会として参加するにあたり、準備から携わり地域コーディネート役として活動いただいた細田氏から訓練内容-手順-結果について説明して頂いた。

②岩手県薬剤師会における非常時・災害対策の取組みについて   当会委員長 中田義仁
 県薬で作成したマニュアルの趣旨を理解してもらい、地域薬剤師会や会員各施設で、施設掲示用(災害時の初動)の作成をお願いした。

③東北方面隊の概要と東日本大震災の活動
第1部 自衛隊岩手地方協力本部副本部長     坂田孝史氏
第2部 自衛隊岩手地方協力本部一関出張所長   皆川博之氏
 二部構成で講演会が開催され、前段は防衛省、自衛隊と陸上自衛隊東北方面隊の概要と東日本大震災災害派遣における東北方面隊の活動概要全般、後段は東日本大震災活動内容を第一期から第三期に分けて具体的に説明をして頂きました。
 医療に関係する話では、
  ・定期薬を失った患者が薬の名前を覚えてなく苦労したこと
  ・災害活動の際にマスクやゴーグルが常備してなく不安だったこと
  ・ビタミン不足で口内炎が多発したこと
などが挙げられました。
 東日本発災後、第一線で人命救助から生活支援まで幅広く活動ができたことは、特別のことでなく普段の訓練を当たり前に行ってためと話されていました。
 医薬品の供給、調剤、薬事衛生に関しては、薬剤師の重要な任務であり、国民から評価されるには毎日の積み重ねが大切であると感じました。

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