投稿日:2013年6月17日 研修会
日時 平成25年6月16日(日)13時40分~
場所 大坂国際交流センター
講師 医師・医学博士 狭間研至先生
演題 共同薬物治療管理
講師は医師でありながら薬局経営者の狭間先生でした。今後の薬剤師のあるべき論をとても分かりやすく教えて頂き、閉塞感のあるこの薬剤師業界に明るい光を与えてくれた講演内容でありました。医薬分業が定着して、これからの顧客は国民であること今後の日本の社会保障の課題を考えた時、薬剤師のあるべき姿が見えてきます。現在の薬剤師は薬の配布と説明だけで終わっており、薬が適切に効果が出ているかまでは検証していない。狭間先生の医薬分業第三世代は、薬剤師の「謎解き」能力と話していました。薬剤師目線できちんと効能や副作用を確認する。効果がない時はその原因を考えるといったことです。そして、薬剤師の予防医療へ関わりの必要性を示してくれました。セルフメディケーションへの考え方を変えることで、結果的にはネット販売との違いやネットでは対応ができないことが理解できました。考え方や見方を変えることで、薬剤師の未来が見えてきます。私も未来に向けてひとつ動き出したいと思います。