なかた塾第26回:新入社員フォロー4回目(3月14日)

投稿日:2013年3月15日 研修会


 平成24年年度締めくくりのなかた塾は、平成24年4月に入社いたしました新卒新入社員フォロー研修の最終回(総まとめ)でした。
 新入社員フォロー研修最終回のねらいは、“入社一年間を謙虚に振り返り、何が課題なのかを明らかにした上で、社会人二年目の具体的な成長目標を意思決定する”でした。カリキュラムも、目標をテーマにした内容に編成されておりました。
 恒例となりました2分間スピーチテーマは、「2年目の私の目標」と前もって提示されていたようです。オリエンテーションでは、さらに自主的に取り組んでもらうために、一年間の研修内容のエキスとなる部分を復習して、前向きな心構えを掘り起こしながら進められていきました。

 メインカリキュラムは、「目標による仕事の進め方」でした。“セルフマネジメントの重要性”、“セルフマネジメントの具体的進め方/マネジメントサイクルをスパイラルアップする”、“目標によるマネジメントとは/目標の三要素/目標とは何か”、“なぜ目標によるマネジメントなのか/やる気の源は何か”など、仕事の進め方の基本的側面を中心に、Q&Aを交えながらの2時間でした。

 その後は、昨年4月以降の新入社員導入研修やフォロー研修などの集合研修を含めて、この一年間の仕事体験を振り返っての総まとめの2時間になりました。
 先ず、井上講師はこう切り出しました。「皆さんのなりたい理想像、つまり初志は何でしたか?その初志を意識しながら、これからの総まとめをしっかりと聴いてください」と。
 続けて、「初心とは何でしたか?“初心忘るべからず”の本来の意味は、自分自身の未熟だった時のことを忘れない、ということでしたね。その初心を明らかにするためにも、昨年6月に行った“入社一年間で定着させたい22の行動習慣”の修得度合いを、今回もセルフチェックしてみましょう」という提案がありました。さらに、『基本修得の三年間』にするために、成功の因果関係、修破離などの再確認にも、しっかりと時間をとっていました。
 最後は講師からのメッセージです。40分の時間をかけての熱のこもった率直な方向づけでした。井上講師の本気な姿勢には、いつも頭がさがります。メッセージを享けて、一人ひとりが自分の抱負や感想を述べました。より具体的なストレッチ目標にチェレンジして欲しいと願っております。
“さあ、基本修得の3年間の最終日(平成27年3月31日)の自分に対して、手紙を書いてみましょう。素直に、率直に、思いっきり…… 。あなたからあなた自身への手紙です”。
 これが、最終回の所感の問いかけ内容になります。書きあげた所感は、井上講師が預かって、2年後に郵送することにしました。

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