今年度新入社員導入研修の2回目の報告です。
前回から2週間経ちました。その間、配属先での実務研修を経験したことになります。感じたこと、気づいたこと、困っていることや悩み事などを含めて、時間をかけてフォローすることからスタートしました。
進め方は、引き出す対話です。共に考える対話です。いかにして内発的やる気をスパイラルアップしていけるか、行動レベルの目標を見出していけるか、私の腕にかかってきます。緊張感はキチンと内に秘めて、和顔愛語で臨んだ3日間でした。
以下、2回目の概況報告です。
4月18日(水)
「職場ルールの基本」「ビジネス文書の実際と基本」「人生の目的を考える」
*この三日間は、「○○を考える」をメインテーマに進めました。応答の対話を繰り返して、一人ひとりが自力で考えて(その時点での)本質に導いていくよう工夫しました。難しいテーマであっても、回答に至らなくても、向き合うことで得られることもあります。向き合う姿勢の大切さを、この機会に感じて欲しいと思います。
4月19日(木)
「問題解決の秘訣」「連携、研修、組織」「ビジネスマナーの本質を考える:瞬時の判断、センス、ホスピタリティ」「所感作成」
*2分間スピーチから、成長の手応えを感じました。このスピーチは、自己評価を基本にしております。その結果、それぞれが相応の準備をして臨んでいることが見えるのです。
今回は、薬局長全員が、役割分担を行なって実務講座を担当しております。午後は、その1回目でした。
4月20日(金)
「着眼点あれこれ:学びとは?教わるとは?専門家の定義は?教育とは?」「問題解決の思考プロセス」「指示・報告・質問&意見」「発注、在庫管理、備品管理」「所感作成」
*2回目の最終日です。
視野拡大、着眼点(視点・観点)を増やすことは、重要な成長要因になります。そのきっかけとして、現状の三つの点検(知っているか?出来るか?実行しているか?)が必要と考えています。本日のホームルームで、その重要性を問題提起しました。
午後は、薬局長による実務講座の2回目でした。
次回の導入研修は、ゴールデンウィーク明けの5月9日(水)から11日(金)となります。
人財開発部長 井上和裕(EDUCOいわて・学び塾&種蒔き塾 主宰)