平成30年度新入社員導入研修その3

投稿日:2018年5月12日 研修会

 今年度新卒新入社員導入研修報告の3回目です。
 ゴールデンウィークが明けました。入社からひと月過ぎて、社会人としての生活リズムが日常化し始めた時期になりましょうか。50年前の私自身の姿を思い出そうとしております。2回目同様に、本音を素直に出し合いながら、前向きな姿勢を継続するような三日間にしたいと努力しました。
 毎日の2分間スピーチに、明らかな進歩を見出すことができます。特に、その内容と組み立て方ですね。それは、成長目標を日々ステップアップさせながら、時間の許す範囲で準備する努力を維持していることが一因と感じています。
 また、前2開催よりも自力で考えることに力を入れました。問いかけては応答する、同じテーマに対する自身の考えや結論を発表して聴き合うことなどを随所に取り入れました。研修所感内容やテーマレポートも同様です。
 以下、3回目の概況報告です。

5月9日(水)
「本質を考える(給料は誰から頂いているか/自分の感受性くらい/志…事竟になる)」「正しい言葉遣い」「調剤過誤防止の基本」「5S、ハインリッヒの法則」「私の考える使命感とは?」「研修所感

*前回の所感テーマである「使命感とは何か?」、「ヤル気とは何か?」に対する、私の考えを紹介しました。意図したのは、本質を考えるステップの一事例としたかったからです。
 野口英世、カルロ・ウルバニ、深澤晟雄、ウマル・カーン、中田厚仁(以上、敬称略)の五氏の足跡と功績を学びながら、使命感の本質を掘り下げて考えてみました。

5月10日(木)
「誓いの碑から何を学ぶのか」「人生と仕事」「所感作成」

*3回目のメインは「人生と仕事」になります。生き方の本質を考えることが求められるカリキュラムです。これからの人生のあり方を掘り下げるテーマを投げかけて、それを一人ひとりが考えて意思決定する着眼点を学ぶ内容です。
 ①学校と会社・社会の違いの認識、②人生における仕事の意味、③社会における企業の存在価値、④組織社会の中でのルールの意義、⑤チークワークの本質、などを共に考えながら、先哲の教えや考え方をケーススタディとして取り上げました。

5月11日(金)
「Aさんの魅力」「手紙の2大効用」「1,200万円の買い物」「顧客への応対・応接」「日本一のお茶くみ」「私の考える具体的考動指針」

*3回目の最終日です。
 午後は、「私の考える考動指針(思考指針&行動指針)」のレポート作成でした。五つの前提条件に対して、“だから、私は……する”という指針を考えて意思表示することです。難しいテーマですが、考え続けることにも意義を感じて欲しいと思います。

 次回の導入研修は、6月13日(水)から15日(金)となります。

                                     人財開発部長 井上和裕(EDUCOいわて・学び塾&種蒔き塾 主宰)

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