投稿日:2014年3月12日 研修会
日時 平成26年3月10日(月)18時30分~
場所 釜石合同庁舎大会議室
次第 1.開会挨拶 ケアマネ会長、薬剤師会長
2.本会の趣旨説明
3.同業種によるSGD
4.ケアマネ、薬剤師混合SGD
5.特別講演 寺田尚弘氏
6.ケアマネ、薬剤師混合SGD
本日は多職種連携課題の一つ、ケアマネ薬科連携を深めるために開催されました。特に薬剤師会側からの声が大きく、お互いの職種を知るため、顔の見える関係作りを構築するための内容で開始されました。
患者の背景が見えない、どのようにして連携を深めていけばよいか、時間が取れないなど具体的な課題がたくさんあげられ、解決方法として「懇親会=飲み会」「担当者会議に薬剤師の参加」など前向きな意見が出てきたことが印象的でした。
釜石は小さな町ですが、ケアマネさんの顔が見えないことが現実です。本日の様な研修会を開催することから始めないと解決できない問題だと思います。在宅医療の現場で薬剤師の専門職を生かすには、我々の出来ることを理解してもらう必要性があり、本日新たに出た課題を再度検証して、できることからひとつずつ実行していきたいと思います。
地域包括ケアは日本の新しい町作りの考え方であり、高齢化が進んでいる現在は、どの地域においても必要なシステムで、行政、医療、福祉、住まいなどが途切れることなくサービスを提供できることが理想であり、薬剤師もその一因です。これからは、薬剤師単独で仕事を完結することではなく、「地域での協働」という考え方で未来に向けて進むことが大切だと感じました。