投稿日:2013年12月13日 研修会
今年度2回目の新任薬局長対象のなかた塾でした。(第1回は8月21日に実施)
前回同様、この数ヶ月をキチンと振り返って、課題と方向性を明らかにすることからスタートしました。振り返ることは、順調な側面が発見できるだけではなく、未熟さを素直に自覚し、その要因と向き合うことで、心のストレスを少しでも和らげることにつながります。
理屈では必要性を十分に理解していても、試行錯誤をチャレンジし続けることはかなりシンドイものです。なかた塾のような毎月の定例育成機会にこそ、お互いが傾聴し合い、共に考えて共感するという芽を育むことこそが、社員成長の原点だと感じております。
メインカリキュラムは、前回に引き続きまして「マネジャー(薬局長)の機能的役割と具体的機能は何か」でした。“薬局長は○○をする人”という表現で、12項目の具体的な機能的役割が提言されました。所属する薬局のビジョンや目標を明確にし、具体策をメンバーと共有して、その実現に向けて個人の目標をクリアするようにしたいと思います。PDCAサイクルのスパイラルアップですね。
最後は、このなかた塾のオルガナイザーであり講師の井上氏(EDUCOいわて・学び塾)の発案で、「上司百態」という考え方をベースに、マネジメントのあり方、リーダーシップのあり方を考えてみました。
その中で、“リーダーシップとは、基本理念を土台とした百人百様につきる”ことに気付かされたのでした。実践のためには、自分自身を看脚下して、長所と改善点、得手と不得手など、日頃から、能力の棚卸しを行ない、客観的自己評価をしておく必要性を感じます。このテーマは、全薬局長対象のなかた塾において、継続して取りあげていくことにしました。