第12回釜石医師会学術講演会

投稿日:2013年12月14日 研修会


日時;平成25年12月12日(木) 18:30~
場所;岩手県立釜石病院 2階 大会議室
演題1;当院におけるFish活動の報告
演者 ;岩手県立釜石病院 看護部 松田茂雅 先生
演題2;魅力ある職場作り-フィッシュの導入-
演者 ;医療法人社団和光会 人材育成室 室長 大水美名子 先生

今回の講演会では、組織を活性化するための考え方、「フィッシュ(Fish)」について学びました。
フィッシュでは、「人を(自分自身も)喜ばせること」、「遊び心」、「注意を向ける」「態度を選ぶ」の4つを基本とすること、
また、その考え方を知ることが出来ました。フィッシュを導入すると、「仕事が楽しくなった」「忙しがらなくなった」
「うれしくなった」「人間関係が良くなった」などの効果が生まれ、結果として、組織が活性化するとのことです。
今回の講演を聞いて、自身の職場でできることを考えてみました。実践することで、職場が元気になり、、
それが患者さんのためになるのであれば、こんなに幸せなことはないと思います。演者の先生方から具体的な活動例を
多数紹介して頂きました。参考にしたいと思います。
小佐野店 石田昌玄

アメリカ・シアトルのバイプ・プレイス市場で生まれた快適な職場環境を作り上げるための4つの心がけがベースになって生まれた哲学「フィッシュ方式」を、いち早く日本の病院(東京慈恵会病院)にとり入れた、もと同病院副院長で看護師の大水先生による講演会でした。大水先生は、釜石出身、高校は私の先輩ということで親近感をもって拝聴しました。
フィッシュ哲学は「楽しく遊び心をもつ」「人を喜ばせる」「注意を向ける」「態度を選ぶ」の4つを、自らが実践していくことで、仕事に対する意識が向上し結果としては組織の業績向上につながるという理論です。
即、実践可能な内容としては、ミーティングの活用、新入者へのウェルカムカード、社内広報などが考えられました。
 講演の中で特に印象に残っているのは「人生の起きている時間の75%は仕事が関係している」というものでした。人生の大部分を占める仕事が、楽しく有意義であるために、フィッシュの考えは有効であると思いました。この考えは、薬局作りにも大いに役立つものであると思いますので、明日から自分で考え、日々実践していきたいと思います。
                    松倉店 中田 貴世江(看護師)

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