投稿日:2016年8月24日 研修会
日時 平成28年8月23日(火)19時~21時
場所 釜石情報交流センター多目的ホール
演題1 多職種連携における薬学的管理推進のために
演者1 岩手県薬剤師会専務理事 熊谷明知氏
演題2 多職種連携における薬剤師の役割と研修手法について
演者2 釜石医師会理事 寺田尚弘医師
「患者のための薬局ビジョン推進事業」が全国的にスタートし、岩手県では多職種連携による在宅における薬学的管理推進モデル事業を選択して、釜石、気仙、奥州と3地区で実施することとなりました。本日はその事業を進めるにあたって、岩手県薬からの事業説明と寺田医師からの基調講演がありました。
寺田医師からは、わかっているようで理解できていない地域包括ケアシステムを誰もが理解できるように分かりやすく説明していただき、釜石での地域包括ケアシステムの全体像と進捗状況、医療介護連携を中心に、医科薬科、医科歯科、ケアマネ薬科、リハ薬科などの取り組みを紹介してくれました。特に、3年継続した医科薬科在宅医療同行訪問研修を実施して、寺田先生の気づきを(薬剤師の役割)を教えてくれました。
在宅医療連携拠点チームかまいしが設置されて、数々の種まきを行い、毎年医療介護連携が進んでいることを実感しました。この事業が成功して、釜石医療圏の健康増進、健康維持に繋がることを期待しています。