岩手医科大学薬学部卒後研修

投稿日:2016年6月6日 研修会


日時  平成28年6月5日(日)13時30分~16時
場所  岩手医科大学矢巾キャンパス
演題1  フライトドクターからみた救急医療
演者1  岩手医科大学 救急・災害医学講座 山田裕彦 先生
演題2  地域医療への貢献と新しい薬学教育を担う救急薬学
演者2  岡山大学大学院医歯薬学総合研究科救急薬学分野 名倉弘哲 先生

救急医療の現場での活動を、医師の立場からと薬剤師の立場から聞くことができました。岩手県は2012年からドクターヘリが動き出しているので、その活動内容を紹介してもらいました。岩手県は広いのでドクターヘリの有用性を改めて理解しました。
救急医療での薬剤師の役割としては、薬剤師としての専門職種だけでなく、患者の様々な情報を的確に調査することを行われていることは意外でした。
救急での情報という観点から、お薬手帳は命を守る、ということを再認識しまいた。薬局薬剤師として、患者に救急医療の観点からも伝えていきたいと思います。
山田先生も名倉先生も熊本災害で活動され、その報告もありました。東日本大震災の経験から、モバイルファーマシーや避難所の環境検査など、進歩している活動は多々ありました。しかし、その一方でまだまだやりきれていないこともあります。次なる災害に向けて、東日本大震災と熊本災害の活動をもう一度検証して欲しいと思います。

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