投稿日:2015年10月21日 研修会
日時 平成27年10月20日(火)19時
場所 サンルート釜石
平成26年度に行われた医科薬科在宅医療同行訪問に参加した4名の薬剤師の報告会を開催しました。
報告者4名からは以下のことがあげられました。
・医師の診察のスピード感
・薬剤師による剤形の提案
・薬剤師による薬剤管理の提案
・薬剤師による副作用防止
・薬剤師よる期限切れ薬の処理
・死生観
・薬剤による患者の薬識向上
・医師の処方意図を理解できた。
・医療費削減への貢献
4名すべてが話していたことは、釜石薬剤師会みんなが同行訪問に参加すべき、スキルアップが必要ということで、発表者の笑顔と満足感が印象的でした。
チームかまいし寺田医師からは
1.医師の思考パターンを理解すると、医師と薬剤師のあうんの呼吸が取れるようになる。
2.終末期、食事がとれなくなってきた時期に、どの薬を減らすかは薬剤師の出番
3.同行訪問前に時間を取ってカルテを閲覧することは有用である。
4.患者、家族の意思を尊重することは大切である。
5.臨床の場での、副作用の考え方
などを総括として説明してくれました。
今回の報告会は、在宅医師と薬剤師が一体感を持って、未来に進むことができ、薬剤師が医師の診療のフィールドが少し覗けた気がしました。一歩ずつ、少しずつ明るい未来に向けて薬剤師会として成長していきたいと思います。