第3回釜石医師会学術講演会

投稿日:2014年7月14日 研修会

演題:高齢者の歩行障害の診断と治療‐整形外科の立場から‐
講師:岩手医科大学 整形外科学講座 教授 土井田 稔先生

今回のご講演は整形外科領域のお話しでした。ご高齢の方で問題となるものの1つに骨粗鬆症があります。骨粗鬆症は骨の量が減り、骨折しやすくなってします病気です。大腿骨や椎体の骨折をしてしまうと、生存率が低くなって可能性があること、また、骨折をしたことがある方、家族の中に骨折をした人がいると骨折しやすい傾向にあることも分かっているようです。これからの日本は高齢化社会を向かえるため、さらにこの問題が深刻になっていく可能性があります。
しかし、今は様々な種類のお薬が開発されていますし、お薬だけでなく食事や適度な運動で骨が強くなり骨折を予防することが可能です。
また、腰痛で悩まれている方も少なくないと思います。腰の痛みはお薬を使用して安静にしていれば大体は治るようですが、それでも治らない腰痛には、他に原因があると考えられます。そのような際には、しっかりと専門の先生に診てもらう必要があると改めて実感しました。

小佐野店 八木章雄

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