薬歴スキルアップ研修会

投稿日:2014年7月7日 研修会

日時  平成26年7月6日(日)13:20~
場所  アイーナ(盛岡)
講師  神戸学院大学薬学部臨床薬学部門 上町亜希子先生
演題  患者の利益になるSOAP薬歴の考え方と活用方法

患者の利益になる視点で薬歴の書き方を教えて頂きました。患者さんの抱えている不安をどれだけ薬剤師にお話ししてもらえるか?が大きな課題と思っています。薬局薬剤師は処方箋だけの情報だけしかなく、患者さんの満足のいく服薬指導は難しいと思います。薬局薬剤師は普段から患者さんとの付き合いを大切にして、些細な情報を薬歴に記載し、高齢者であれば、上手に生活に必要な能力を聞き出し(例えば新聞の字が見えるとか、バスで通院できるとか)、患者さんを薬だけで見るのでなく、生活や個人能力を把握していくことが大切だと思っています。小さな情報の積み重ねが信頼関係に繋がり、患者さんが抱えている不安をお話ししてもらえるような気がしています。
患者さんのことをよく知ることから始め、患者さんの情報を把握できると、患者さんへ満足のいく対応ができ、患者さんから感謝され、仕事のやりがいを感じるようになります。
薬局薬剤師はスタート時点(患者さんの話しを傾聴すること)が、上手でない方が多いので、まずはそこから始める必要性を感じました

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