投稿日:2013年10月8日 研修会
演題 「30年の救急医療に対する取り組み」
演者 岩手医科大学 医学部 救急医学講座 教授岩手県高度救命救急センター長 遠藤 重厚 先生
座長 岩手県立釜石病院 院長 遠藤 英彦 先生
今回は、岩手県の救急医療の現状についてお話しして頂きました。
全国では毎日約6万人の方が救急病院を受診されており、年間だと2200万人以上にも及ぶそうです。年々、救急患者の数は増加している傾向にありますが、一方で救急隊員の数は増えていないのが現状です。
現在、救急医療の問題として患者のたらい回し・受け入れ拒否などがあります。岩手県では他の県に比べ、たらい回し・受け入れ拒否の数は少ないと遠藤先生は仰っていました。
岩手医大ではドクターヘリを導入しており、ますます今後の活躍が期待されていくと考えられます。
今後は、高齢化社会に伴い救急だけでなく、チーム医療・在宅も重要な課題になっていくと考えられます。
中田薬局小佐野店 八木章雄