第22回なかた塾:新人フォロー2回目(11月15日)

投稿日:2012年11月16日 研修会


 第22回なかた塾は、今年入社の新卒新入社員フォロー研修の2回目になります。13時スタートで、熱のこもった五時間でした。
 今回の狙いは、次の二つになります。
 ①入社してからの7ヵ月間を振り返って、一人ひとりの志や目標達成のための心構え(思考習慣)や行動のあり方を、点検して再構築する。②選んだ道のプロになることを改めて決意をして、克己心で対自競争に勝つ意識を強める。
 恒例になりました2分間スピーチのテーマは、「入社7ヵ月間で身についたこと」でした。事前課題として提示することで、準備をすることが成果に結びつくことを感じて欲しいと願っております。
 本題の前に、科学の基礎知識テストがありました。このテスト、井上氏の提唱する「薬局は町の科学者としての情報発信所であれ」という考え方に基づいています。具現化するためには、「日々知識を仕入れる努力をすることを当り前に実践する人であれ」、「学び人(まなびすと)、気付き人(きづきすと)であれ」ということにつきます。“学ぶ姿勢を身につけることは当り前である”と、若手社員が誰の前でも公言出来るようになることを願っております。
 最初のカリキュラムは、発展途上の新人達へのエールでもありました。タイトルは「選んだ道のプロになるために」で、大きく二つのテーマに分かれております。一つは、「人は何でやる気を起こすのか?」という問いかけでした。キーワードは、内発的やる気と志・ビジョンでした。もう一つのテーマは行動編で、「選んだ道のプロへのプロセス」を学びました。ここでも、志・ビジョン・目標の重要性が出てきました。キーワードは、誠実・本物・本気、そして、“認められるには実力を身につけるしかない”、“身につけるためには、本気になって行動することが唯一の方途である”という、当り前の結論に達しました。
 二つ目のカリキュラムは、今回と次回にわたって取り組むグループワークでした。テーマは「生活者に気軽に立ち寄って頂ける薬局の一員としての取り組み」で、課題が用意されておりました。「大きくて、丈夫で、虹色がきれいに出るシャボン玉を作ろう」と「コピー用紙ビルを作ろう」の二つです。グループ編成の後、今回は進め方や実施手順の企画と確定、準備物リストの作成と役割分担の明確化、などの作戦会議を行いました。次回には、どのような出来栄えになるか、非常に楽しみな気持ちになっております。
 まとめは、“選んだ道のプロを目指して、本気で取り組め”というエッセイをもとに、これからの行動指針を確認し合いました。最後は、いつものように研修所感を書きあげて修了となりました。

最新の記事
アーカイブ

ページトップボタン