メーカーさんに行って頂いた勉強会は、分かりやすく実践的なものが多かったです。印象に残った内容をまとめてみました。
・軟膏剤について
皮膚の繊維が横に走っているため、横方向に塗った方がよいこと。
塗る量の目安としてFTU(フィンガーチップユニット)があること。
・点眼剤について
基本的なことを正しく指導することの大切さ。(1滴滴下する、2剤以上のときは5分間隔をあける、点眼後目頭を押さえるなどの一連の操作を正しくできている人は全体の約5%というデータもある)
・インスリン製剤について
速効型や持効型、よく振とうさせるものなど、製剤の違いをよく理解して正しく指導することの重要性。
握力が弱い人、目が見えにくい人の為の補助器具の存在。
・脂質異常症について
運動はHDLコレステロールを増やす効果があること。
皮下脂肪に蓄積されるTGよりも血管に蓄積されるLDLコレステロールのほうが検査所見上重要視されること。
以上、メーカーの方々も忙しい中、多くのことを学ばせて頂き、大変感謝しております。
今回勉強したことをもう一度復習して、日常業務に活かせるように努力したいです。
中田薬局松倉店 藤原春香
日時 5月16日 15時
協力 グラクソ・スミスクライン株式会社
講師 北条先生
内容 アドエア製品説明。喘息病態と治療について。喘息薬吸入指導と注意点
日時 5月23日 15時
協力 株式会社ツムラ
講師 工藤先生
内容 抑肝散製品説明。漢方処方について(漢方の特徴と考え方)
日時 5月30日 15時
協力 マルホ株式会社
講師 上田先生
内容 ヒルドイドソフト製品説明。外用剤の基本(基材と用途)1FTU(塗布のタイミングと方向)
日時 6月6日 15時
協力 大塚製薬株式会社
講師 留畑先生
内容 イーケプラ・プレタール製品説明。てんかん病態と治療薬について。脳梗塞と治療薬について
日時 6月7日 15時
協力 大正富山医薬品株式会社
講師 松川先生
内容 クラリス・オゼックス製品説明。抗菌薬の開発歴史について。感染症別による薬剤の選択について
日時 6月12日 15時
協力 第一三共株式会社
講師 岩淵先生
内容 オルメテック・カルブロック製品説明。降圧薬の種類と特徴について。高血圧ガイドライン(家庭血圧)について
日時 6月13日 15時
協力 日本イーライリリー
講師 松村先生
内容 ヒューマログ製品説明。糖尿病とインスリンについて。インスリン自己注射の患者指導指導注意点について
日時 6月14日 15時
協力 MSD
講師 山口先生
内容 ジャヌビア製品説明。糖尿病の病態と治療について。糖尿病治療薬の分類と薬剤について
日時 6月19日 15時
協力 杏林製薬株式会社
講師 大友先生
内容 ウリトス製品説明。間違いのない調剤のために(自己診断によるリスクの把握)。事例に学ぶ患者対応術
日時 6月22日 15時
協力 参天製薬株式会社
講師 谷地畝先生
内容 タプロス製品説明。点眼薬一般について。緑内障病態と治療薬について(チモプトール点眼時の注意点)