早いもので、年が改まってから3ヵ月目になります。昨日は、この数ヵ月分の切抜きの整理と整頓を行いました。
一日おいた今日の午後、心に残っていることをつぶやきます。
小さな自分運動も、気負わず積み重ねていけば力になる
新聞記事であれテレビ番組であれ、年末年始のマス媒体のコラム、インタビュー、ドキュメント、その他特集・特番などからは、教わることや気づかされることが、掘り出し物のように出てきます。
ここ数年、私自身の年末年始の過ごし方に変化がおきつつあります。ユッタリとした感覚を味わえるようになったことでしょうか。否、あることを境に、そうしたいという思いが強くなったのです。
日常の忙しないペースとは異なる、ゆっくりとした時間の流れから産み出されているだろう無意識の心の余裕(ゆとり)が、謙虚に学ぶことを後押ししてくれているように感じます。ほんの数日間ではありますが、私にとって貴重な時間帯となりつつあります。その余裕を産み出してくれている要因が何なのか、ちょっとばかり考えてみました。
同居する家族、離れている暮している家族、年金制度、安心で円滑なコミュニケーション、目標、日々の謙虚な振り返り、お気に入りの音楽、世界に類を見ないであろうこの国のインフラ、認め合える友人・知人、私を必要としてくれる仕事環境・人間関係、…… もっともっと在りそうです。
考えれば考えるほど、周りのことに目いっぱい感謝しなければいけないことが解ってきます。そのような環境の中で生きていることに、キチンと感謝しなければいけません。心の底から感謝しなければ、バチ(罰)が当たってしまいそうです。
さて、昨年末に、東京都内で出版社「ほんの木」を営む柴田敬三(68歳)さんのことを知りました。私の人生の一年先輩にあたるのでしょうか。
先ずは、「ほんの木」のホームページにログインしました。
柴田さんは、株式会社ほんの木代表、ブログマガジンの主筆・編集長で、人呼んで「世直しおじさん」、「闘う老働者」と自己紹介されていました。
柴田さんのお話しの中で、特に気に入った表現が在りました。
それは、「気軽にできる自分運動」という表現です。自分運動という言葉が、現在の私にピッタリな気がするのです。直ぐに気に入ってしまいました。しばらくの間、その表現を拝借しようと思います。
ここ数年、若い方々に対して繰り返し強調しております「積み重ねは力なり」の一法として、“小さな自分運動”を奨励したいと考えたのです。
つまりは、身の丈にあった小さな自分運動を気負わずに積み重ねて、自分自身の力を徐々に蓄えていこう、積み上げていこう、ということを申しあげたいのです。急がば回れなのです。コツコツこつこつ積み上げていくことが、結局、私にとって最適な自己啓発方法であり、私たち誰にとっても、最も確実な成長戦術なのです。
そのことを気づかせてくれた柴田敬三さんに感謝したいと思います。
もう少しで、東日本大震災から丸三年になります。
(2014.3.2記)