投稿日:2025年11月27日 研修会
11月26日(水)、釜石PITにて釜石薬剤師会・釜石市主催の「釜石市のつながり支援と多職種連携研修会」が開催されました。薬剤師、保健師、医師その他地域包括ケアに関わる多職種が参加し、上中島店の大釋里佳子薬局長が「薬局を起点とした社会的処方連携」と題し、釜石市薬剤師会と釜石市が協力して推進する連携事業「薬局起点連携パス」を活用した事例について発表しました。薬局薬剤師がリンクワーカー(患者さまの生活全体を見ながら、必要なサービスにつなげる役割)として機能することで、患者さまの健康課題だけでなく、生活背景や社会的要因にも目を向け、医療・介護・福祉・地域資源などの適切な支援先へつなぐ支援を行う重要性が示された発表でした。大釋「気になる患者さまがいれば自宅を訪問するようにしています。生活背景から薬局では見えない全体像を把握し、必要な支援につなぐことができます。」多職種連携の先進地域である釜石市では、日頃から顔の見える関係を築くことで、よりよい地域医療の構築を目指しています。


