投稿日:2016年9月9日 研修会
日時 平成28年9月8日(木)18時30分~20時30分
場所 サンルート釜石
演題 発達障害をめぐる最近の動向
講師 愛知県豊田市福祉事業団 理事長 高橋脩 先生
発達障害が認知されるようになり、診断方法も確立されると、20人に1人の子供が障害を持っていることが分かった。事故などを含む障害も含めると、10人に1人が障害を持っていることとなる。発達障害のようには生まれてきた時から持っている(生まれてから失うことではなくて)ことに関しては、「障害」という扱いでなく、性格と同じように、個性として接することが望ましいと話されていました。また、対象となる生徒を、一般の生徒と同じようにしようと指導するのでなく、一般の生徒とは違う人種ととらえ、彼らが生活しやすいように支援していくことが重要だと話されていました。そのためには、地域全体で支援していくシステム作りが大切で、釜石は医療介護連携では先進的に進んでいるので、子供に関しても、専門職種が連携を強化して、子供たちが生き生きと明るく笑顔で過ごせる町つくり(システム)を形成していくことの必要性を理解しました。