熊本災害派遣活動報告書
岩手県薬剤師会 中田義仁
派遣期間:平成28年5月6日~10日
派遣場所:益城町保健福祉センター
岩手県薬:大坂 敏夫・中田 義仁
5月5日(釜石から福岡までの移動)
11:30釜石発(自家用車)
13:19新花巻発(新幹線) 新花巻駅→仙台駅
14:48仙台駅発(鉄道) 仙台駅→仙台空港
16:50仙台空港発(飛行機) 仙台空港→福岡空港
福岡空港発(タクシー) 福岡空港→福岡県薬剤師会館
福岡県薬剤師会館発(レンタカー) 福岡県薬剤師会館→東洋ホテル
レンタカーに関する説明
連絡先一覧
熊本県薬までのアクセスの説明
高速道路通行書(高速道路無料になる往復通行券)
ナビの使い方
*スマホのグーグルナビを併用したほうが良い
*説明する書面があると分かりやすい
福岡県東洋ホテル着
最後の道(右折が分かりづらい。我々は間違ってしまった)
駐車場はホテル近くの立体駐車場
隣にコンビニがある
5月6日 雨
長崎(2日目) 佐賀(初日) 東京(入れ替わり) 愛知(5日目最終日)
福島(初日) 岩手(初日) 大分(2日目) 計18名
【避難者数:4,554名】
【処方箋枚:日中41枚(巡回9枚)】
朝食は7時から
8:00福岡東洋ホテル発 熊本県薬剤師会へ
都市高速(620円)→九州高速自動車道(通行券で無料)
熊本ICで下車
10:30熊本県薬剤師会館で石川先生、佐々木先生と引継ぎ
10:45熊本県薬剤師会館で事務局長より説明
熊本県薬剤師会館の利用について
薬剤師班・引継ぎ資料に沿って説明
13:00益城町保健福祉センター着
東京都薬から活動内容の説明を受ける
衛生環境(CO2測定、靴底消毒、手指消毒、足洗い場)
調剤業務(モバイルファーマシー、服薬指導、発注など)
健康相談業務(OTC薬など)
*写真撮影は厳禁
17:00全体医療班MT
19:00薬剤師MT
入浴→夕食→就寝
5月7日 くもり
長崎(3日目) 佐賀(2日目最終日) 東京(2日目) 福島(2日目)
岩手(2日目) 大分(最終日) 山口(初日) 計15名
【避難者数:4,514名】
【処方箋枚数:41枚(巡回6枚)】
7:00熊本県薬出発
7:45益城町保健福祉センター着
8:30薬剤師MT
モバイルファーマシーで調剤
・カルテと処方箋が同時に来るので前回処方と確認
・薬剤師の裁量で処方変更可能(災害処方箋の右側の欄に変更内容を記載、変更がなければDO記載)
・処方日数3日分
薬剤師カウンターで服薬指導
・ここで、処方箋とカルテを応需する。
・お薬手帳が利用できていない
17:00全体医療班MT
19:00薬剤時MT
・提案→お薬手帳の活用を徹底しましょう。
・医療班は縮小傾向
・自衛隊の24時間体制が本日で終了(夜間は院内処方) 明日から(8日9日10日)日赤が夜間診療の予定(薬剤師も24時間体制)山口県薬が対応
夕食→入浴→就寝
5月8日 くもり時々雨
長崎(最終日) 佐賀(初日1日のみ) 東京(3日目) 福島(3日目)
岩手(3日目) 北海道(初日) 山口(夜間) 日中17名 夜間3名
【避難者数:4,312名】
【処方箋枚数:日中44枚(巡回2枚)、夜間1枚】
7:00熊本県薬出発
7:45益城町保健福祉センター着
8:30薬剤師MT
CO2測定
避難所巡回
10時30分~12時 いこいの里 浜松市保健師
・OTC薬、健康相談記録紙、薬袋、お薬手帳を準備
・大阪先生と10名対応
・提供したOTC→軟膏、イブ、アンメルツ
・1名お薬手帳を1冊にまとめた
・1名お薬手帳を作った
・残薬の確認
14時~15:00 愛児園 徳島保健師
・OTC提供 → 虫よけスプレー、
・1名お薬手帳作成 血圧値も記録した
16時 益城町商工会議所
浜松市保健師より電話が入り急きょ対応
慢性疾患の処方切れ患者、仕事の関係上かかりつけの病院へ行けないとのことだったので、益城町保健福祉センターの夜間診療を紹介
17時~18時
報告書の作成
19:00薬剤師MT
・巡回診療は縮小 薬を処方する件数は少ない
・ハイリスク患者対応は難しい
・5月10日を目途に巡回診療を撤退
・エミナース救護所閉鎖
・保健福祉センターと総合体育館は救護所を継続
・お薬手帳が足りないので手配中
・水疱瘡患者を発症した避難者がいる
・全体医療班MTは代表者のみ参加
夕食→入浴→就寝
5月9日 雨
東京(4日目) 福島(4日目) 大分(2日目) 岩手(4日目)
北海道(2日目) 山口(夜間) 日中13名 夜間3名
【避難者数:3,728名】
【処方箋枚数:日中30枚(巡回4枚)、夜間4枚】
7:00熊本県薬出発
8:00益城町保健福祉センター着
平日となり道路が混雑しだした
8:30薬剤師MT
北海道薬にCO2測定と避難所巡回を引継ぎ
10時30分~12時 交流センター 岡山市保健師
13時30分 服薬指導
19:00薬剤師MT
・お薬手帳の活用が軌道にのってきた
・18時から、熊本県薬リーダー、東京都薬リーダーと益城町薬剤師会と今後の
活動について検討した結果について報告があった。
益城薬剤師会に巡回診療を引き継いでいくことに
エミナース救護所閉鎖に伴い、エミナース関連の避難所を巡回することに
入浴→夕食→就寝
5月10日 大雨
東京(最終日) 福島(最終日) 大分(最終日) 岩手(最終日)
北海道(3日目) 岡山(初日) 山口(夜間)
※入れ替わりが激しい日
【避難者数:3,602名】
【処方箋枚数:日中23枚(巡回2枚)、夜間4枚】
7:00熊本県薬出発
8:00益城町保健福祉センター着
8:30薬剤師MT
10:00益城町保健福祉センター出発
熊本県薬と福岡県薬に電話を入れる
13:00福岡県薬剤師会館着
レンタカーを満タンして返却
会館に着く前にコンビニで岩手県薬に荷物を郵送
17:00福岡空港出発(タクシー)
空港で時間があったので報告書を作成
19:38仙台空港発(鉄道) 仙台空港→仙台駅
20:30仙台駅発(新幹線) 仙台駅→新花巻
21:30新花巻発(自家用車)