投稿日:2016年2月26日 研修会
日時 平成28年2月24日 18時から
場所 サンルート釜石
演題 岩手県認知症疾患医療センターの経験から
演者 岩手医科大学 内科学講座神経内科・老年化 助教 赤坂博 先生
かかりつけ医認知症対応能力向上研修会を兼ねての学術講演会で、行政や介護関係者も参加されての研修会でした。赤坂先生は、釜石は、たくさんの方々が受講されていることに驚いており、在宅医療の先進地域と納得されておりました。
認知症は、がんと違って治る病気でなく、患者の能力、介護力、環境などを把握していくことが大事で、医師だけでなく、医療介護の連携の重要さを指摘しておりました。薬剤師の立場から、認知症の患者は、認知症だけでなく、生活習慣病も合併しており、薬物治療が必須であり、たくさんの数を服用されているケースがあります。まずは、処方通り飲んでもらうことが大切であり、副作用や薬の効果の確認も必要となってきます。薬剤師も薬物治療を通じて多職種と連携しながら職能を発揮できるときは来ていると思いました。