投稿日:2014年1月20日 研修会
一般演題「失敗から学ぶ療養指導」
① 薬剤師の立場から 県立江刺病院薬剤師
② 看護師の立場から 県立磐井病院 糖尿病認定看護師
③ 栄養士の立場から 県立磐井病院 管理栄養士
④ 検査技師の立場から 岩手医科大学 中央臨床検査部
⑤ 看護師の立場から 岩手医科大学 闘病病認定看護師
⑥ 栄養士の立場から 県立遠野病院 管理栄養士
特別講演「糖尿病患者の環境と身体状況に対応した運動指導について」
講師 青森県中央病院 臨床検査・輸血部 健康運動栄養士 西村司 先生
様々な立場からの発表を聞いてきました。どの職種からも「患者の話しを良く聞くこと」が課題として挙げられていました。治療が上手くいかないことは何に原因があるのか?食習慣、ライフスタイル、職歴(収入)、薬歴、地域性、社会とのつながりなどきりがないくらいの要素が考えられます。
保険薬剤師は施設内職種とは違うアプローチで原因を追及することができます。今回は施設内での職種の講演でしたが、我々保険薬剤師もチーム医療の仲間に入れてもらうことと施設内外の連携の解決することの必要性を感じました。
患者が心を開いて自分の事を話してくれることは簡単なことではないです。患者との信頼関係を構築するには、積み重ねが大切です。処方箋1枚だけの情報から、患者からの情報を加えながら、適切にアドバイスしていくことが保険薬剤師として大切な仕事と考えています。