投稿日:2025年5月10日 事例紹介
一人暮らしまたは、家族と同居していても日中は一人で家に居ることが多い高齢患者の数は年々増加しています。様々な問題がある中でも薬の管理に関しては命にも関わる重要な問題です。今回は、家族と同居で日中は一人で家に居る90代の男性患者様の事例をご紹介します。担当のケアマネジャーよりお薬の飲み残し(残薬)と血圧の数値が高いことについて、薬剤師に相談がありました。主治医へ情報提供し、薬の服用回数が一日4回から一日2回へと変更になり、血圧の薬も開始となりました。日中の薬がなくなったことで飲み忘れのリスクも少なくなり、ご家族からも安心の言葉が聞かれております。薬剤師は、患者さんの自宅を訪問して薬の管理や服薬指導を行い、医師やケアマネージャーと連携して、安全で効果的な薬物療法を提供します。また、薬局を訪れた時には知り得ない普段の家庭での生活状況や体調変化を把握し、より良い薬の選択を提案することもできます。お薬のことでお困りの方は、お気軽にナカタ薬剤師へご相談ください。