自殺対策「人材養成研修会」
日時　平成25年2月20日(火)19時～21時
場所　釜石市青葉ビル　研修室2
講師　小久保　ゆみ　先生
　　　岩戸　孝政　先生

今回の研修では、自殺予防に関するゲートキーパーとしての役割について学びました。

ゲートキーパーとは、悩んでいる人に気づき、声をかけ、話を聞いて、必要な支援につなげ、見守るなど、自殺予防の早期対応にあたる人のことです。御家族や友人など周囲の方から、様々な専門機関で働いている方まで、ありとあらゆる人がゲートキーパーとしての役割を果たせるということでした。

講演としてゲートキーパーの活動をスライドで学んだあと、ロールプレイングを行い、悩んでいる人に対して保険薬局ではどのような対応が出来るか、ゲートキーパとしての模範行動を体験しました。悩んでいる人にしっかりと向き合い、適切に答えることは非常に難しく、
「話題を逸らしたり適当な言葉で逃げるのではなく、しっかりと相手の話を聞き、こちらも必要なことはしっかりと相手に聞くのが大事」という講演者の方の言葉を痛切に感じました。

私達も保険薬局として働いている者として、薬のことだけでなくまだまだ様々な事柄で地域貢献を行える可能性を感じました。
そのためにも、しっかりと患者さん一人ひとりと向き合い、良質なコミュニケーションを取る必要性を改めて再確認する一日となりました。

中田薬局松倉店　太知信之