中田薬局活動 10月分


10月4日 釜石医師会学術講演会 救急の日特別企画
災害医療シンポジウム  災害医療活動に関係した10名の発表
薬剤師会からは、私が中田薬局としての初動と釜石災害対策本部の一員として活動したことの報告をしました。釜石地域はこの災害時でもスムーズに活動が行われたところです。本日のシンポジウムでは、日頃から各関係団体の連携が上手く行っている事が、災害時でも生きたという結論に達しました。平時からの活動が基本です。何でも基本ができていないと応用問題は解けません。保険薬局は地域住民とのかかわりが基本です。その基本を再認識し、その機能を高めていく事が大切と感じた1日でした。


10月9日 東日本大震災復興記念式典シンポジウム 仙台江陽グランドホテル
災害救助法における災害支援活動と題して、釜石薬剤師会としての活動報告を致しました。
石井先生(日本赤十字石巻病院外科長)の基調講演は、釜石医師会災害対策本部活動とダブらせて、聞いておりました。大きく違ったのは町の大きさです。20万を越える町をまとめきるのは相当に大変だったと想像します。ひとつの災害対策本部でまとめきれるのは人口7万人くらいが限度ではないかと思います。岩手県でも内陸型の直下型地震が発生し盛岡が壊滅的な被害を生じた場合は、ぞっとします。現在は、平成の大合併でひとつのエリアが大きくなっている傾向です。その政策自体に反対はしませんが、効率化ばかりでなく、災害が起きた際の街づくりや体制も考えておく必要があります。そして、連携です。保険師が大活躍しております。薬剤師も評価を受けております。災害時はマニュアルが意味を成さないときがあります。指示を待っているばかりでは、能力が発揮できなく、顔が見えません。自分の判断で行動できる薬剤師の育成が今後の課題でしょう。6年制の薬剤師が半年後に出てきます。この機に、勤務的な薬剤師を脱却し、職能を積極的に生かす薬剤師の集団となっていきましょう。


10月14日 釜石医師会学術講演会 県立病院大会議室
演題 洞調律維持を目的とした発作性心房細動に対する抗不整脈療法 
     最新のアップストリーム治療(血圧・脂質の管理)も含めて
演者 岩手医大医学部内科学講座 循環器・腎・内分泌分野 准教授 小松隆先生
難しそうな演題で病態の内容が中心と考えていましたが、不整脈の薬の使い方を分かりやすく説明してくれました。不整脈の薬は様々な種類があり、使い分けは?と疑問に思っていました。今日の講演では、分類を分かりやすく、薬の長所、短所を分かりやすく説明してくれました。復習しまとめておきます。

『インテグリティ(integrity)』とは、特別な言葉!
採用担当者のつぶやきN0.4

10月19日、20日 第15回 なかた塾研修会 (中堅薬剤師編)

今月は、中堅薬剤師対象の第2回目になります。前回同様2班に分かれての開催でした。所要時間は3時間です。
 中堅薬剤師を対象とした研修(数回継続予定)の目的を共有化することからスタートしました。三つのことが提起されました。@基本スキル修得の重要性とその理由の理解、A現状の行動理論(心構え、考え方)、行動習慣の検証と見直し、B5年後の薬剤師像の具体化、でした。中堅クラスの一般的傾向として、ルーチンワーク上の腕前は困らない程度には身についているがそれで満足している傾向にあること、やる気はまちまちで新社会人成り立ての頃に比べて低い傾向にあるようです。ここで現状の見直しをしなければ、将来が危ぶまれます。20歳代のこの時期に、意識と行動をセットで改善することを一番の眼目に据えておりました。 強烈だったのは、ビジネスパーソンを失格しないための要件でした。「仕事が出来ること」と「人付き合いが出来ること」の二つでした。当たり前のことのようですが、それぞれの具体例の多くは期待されるレベルが高く、付け焼刃の学びだけでは身につきません。数年、いや10年単位での、一貫性のある継続した育成機会の必要性を感じました。
 今回のメインテーマは、東日本大震災から何を学ぶか、という内容でした。ねらいとして、“今後も薬剤師という資格を背負って仕事をするのであれば、もっと視野を拡げ、様々な角度や着眼点で対処する義務がある。薬剤師という国家資格は、私人である前に公人という覚悟を持たなければならない職能でもある。その覚悟がCS&PS&ES実現のモチベーションの原点であることを矜持とする”という方向付けがありました。進め方は、薬局長を対象とした第12回と第14回のカリキュラムをもとに、自己点検を行なって発表してもらいました。それをもとに、「東日本大震災を経験した上で、私の考える“かかりつけ薬局”“かかりつけ薬剤師”の具体的姿は何か?」を、レポートにまとめることになりました。納期は11月10日です。
 まとめは、「見過ごされている成功の因果関係」という内容でした。成果や業績を左右するのは、一所懸命努力することであり、即行動することが一つ。もう一つは、心構えを正していくことです。普段当り前すぎて見向きもされないこれらの当り前を、日々行動に移し、こつこつ積み上げていく事を奨励したいと思います。