なかた塾第45回:実務実習生特別講座「就職活動の本質を考える会

投稿日:2019年4月26日 研修会

 薬学生の実務実習が、新たなシステム(三期制から四期制に変更)でスタートしております。今年度一期生を2月から受け入れております。過去好評であった実務実習生特別講座を企画し実施したしました。“今の内に、薬学生が学び考え気づいておきたいこと!”という問題意識から、講座名を「就職活動のあり方、進め方の本質を考える会」としました。

 過去の講座の反省から、狙いを一点に絞って企画しました。
その狙いを、“自分自身の将来の方向性を追究して、自主的・能動的で納得のいく就職活動の実現を目指す”こととし、“将来悔いることのない職業選択のあり方や進め方を実践するためのヒントや着眼点を知る”、“就職活動における様々な情報源とその活用のあり方を学び、企業の真の姿の探索方法を見つける”ことを目標として、現段階の考えを引き出す対話、応答の対話で進めてみました。
 薬学部が6年制に移行して、かなりの年月が経っております。この10数年間、その意図や意義を理解し、現実の様々な医療実態にも目を向けて、将来の道を選択することを願って、採用の仕事に携わってきました。薬学生の就職活動の実態を観察すれば、相変わらず課題の多さが気になります。“就職活動の本質は何か?”を追究することを、就職活動をスタートする前に取り組んで欲しいと感じております。大きく、幅広く、深く、掘り下げて考えること、それも二つのジリツ(自立、自律)姿勢で考えることが、重要なポイントではないでしょうか。就職活動(企業にとっては採用活動)の本質追究は、学生本人は当然として、大学にとっても、企業にとっても、待ったなしの喫緊の課題だと感じているのは私だけでしょうか。考えさせられた4時間でした。

                               (人材開発部 井上)

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