投稿日:2016年8月30日 研修会
日時 平成28年8月28日(日)10時15分から16時
場所 アイーナ8階
内容
(1) 講義・演習「薬物乱用防止教育の推進及び実践について」 公益社団法人 日本学校保健会 並木茂夫
(2) 講義「薬物の乱用・依存・中毒の理解と全国中学生調査から見えてくるもの」 埼玉県立精神医療センター 依存症治療 研究部長 和田清
(3) 実践報告「薬物乱用防止教室 ~学校での実践~
学校代表 岩手県金ヶ崎高等学校 養護教諭 伊藤千果
岩手県警代表 遠野警察署 生活安全係長 大坊一央
岩手県薬剤師会代表 バイタルネット盛岡支店 川目聖子
並木先生は元校長先生で学校と生徒の取り巻く環境をとても分かりやすく教えてくれました。今までは、自分の中だけの知識で判断していたことが明確となったので、今後の薬物乱用防止教室に活かしていきたいと思います。薬物に対する知識習得は絶対条件だがそれだけでは解決にならない。「生きる力」「心の能力」「自分に自信のある子」などを植え付けることが大切な話は、父親としてとてもためになる話でした。最後に、「悪い誘いからの断り方」のロールプレイと「広告に惑わされるな」のディスカッションで終了し、薬物乱用に対して新しいことを学んだ講義と実践でありました。
和田先生からは、薬物の知識を習得する良い機会となりました。薬物乱用、薬物依存、薬物中毒と分けてその違いを教えてくれ、なぜ薬はやめられないか、見た目はよくなってもまた薬に手を出してしまうかを教えてくれました。今までごちゃごちゃになっていた知識の整理が付きました。