投稿日:2014年5月19日 研修会
日時 平成26年5月18日(日)
場所 岩手県民会館大ホール
1.岩手県薬剤師会長挨拶 畑澤博巳
2.保険薬局の現状について 畑澤昌美部会長
3.特別講演 山口育子理事長
4.調剤報酬改定の留意点 大谷道男副会長
【特別講演】
演題 患者が保険薬局へ期待すること
NPO法人ささえあい医療人権センターCOML 理事長 山口育子先生
【以下の課題や問題点を指摘され、理解できた。】
いのちの主人公はとからだの責任者は患者本人
相談は聞くことであり、そこから問題を解決する
相談内容の15%はお金の問題であり、薬局も含まれる
相談件数は、メディアに左右される
セカンドオピニオンは診療報酬で認められている。(関東では当たり前)
判断を求める相談が多い
医師への相談の中に、薬の問題も含まれている
医師への不満が多い、期待の裏返しでもある(薬剤師は少ない)
薬剤師は、患者より医師への遠慮を周旋している
調剤ミス発生時の対応が悪い
上から目線、的外れの説明、薬剤師の役割が見えない
チェーン薬局の若い薬剤師はマニュアル化されている
保険薬局の過剰のサービス
アンケート調査、服薬指導のプライバシー
病院薬剤師は、病棟業務や専門薬剤師で「見える化」ができていきている
【問題点の解決方法】
ちらしなどを使っての役割の見える化(疑義照会、薬歴、お薬手帳等)
かかりつけ薬局のアピール
臨機応変なコミュニケーション能力
町の薬の相談相手
次世代の薬剤師のための意識改革
口頭だけでなく、メモをさせる
理解できているか確認(理解できて初めて役割を達成)
ことばの大切さ(適切さ)ひとこと
感性を働かせる
答えるではなく聴くことの大切さ