学校薬剤師会研修会

投稿日:2012年5月29日 研修会


日時  平成24年5月26日
場所  岩手県薬剤師会館
講師  東京薬科大学教授 加藤哲太先生
演題  くすりの正しい使い方

個人的に面白いなと感じた事があります。それは加藤教授の考え方についてです。
学校薬剤師に対する懐疑的な意見として、衛生検査は単なるパフォーマンスにすぎないのではないか、というものがあります。それは学校薬剤師会と教育委員会や保健所等の連携が上手くいってない事が原因ではあるのですが、加藤教授はパフォーマンスの必要性について熱く語っておられました。
学校医師・学校歯科医は顔が見えるが、学校薬剤師は顔が見えない事が多く、その事は薬剤師の職能や社会への貢献を考えるとマイナスでしかないとの考えが印象的でした。
薬剤師の未来を明るくしたいという思い、薬剤師としてのプライドを感じました。
講演中、実際のお薬教育の写真や映像を見て、中学生相手にどのようにアプローチすべきか学び、色々と参考になりました。
学校側としては、講義のみの授業は嫌う事、実験や模型を用いた方が良い事、等自分が中学校に通っていた時の事を思い出し、懐かしくなりました。
加藤教授の熱意のこもった講演に感動し、早速養護教員とコミュニケーションを取ってみようと思います。
ハロー薬局 薬剤師 町田和敏

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