仮設住宅でのお薬相談会

投稿日:2013年2月27日 地域活動 #くすり相談会


日時   平成25年2月27日 午後1時30分~2時30分
事業内容 岩手県薬剤師会復興支援事業

今月は冬で道路状況が悪いため釜石薬剤師会単独で「お薬相談会」を開催しました。

初めに、東日本大震災後、普段服用している薬はどのようにして入手したか確認をしました。2名はお薬手帳を持って逃げて、1名は服用している薬の名前を覚えていたため、難なく同じ薬を提供してもらいました。3名に共通していることは、「お薬手帳」の有用性を、震災を契機に十分理解できたこと、現在では出かけるときのかばんに入れて行動していることです。また、2名はお薬手帳を持って逃げており、お薬手帳の正しい利用法のアピールが浸透していたことが言えます。
後半は、薬の正しい使い方の冊子と薬の管理方法の写真を持参して説明をしました。打ち解けて何でも質問をしてくれたので時間が予定より過ぎてしまいました。

仮設住宅に住んで1年以上が経過しています。本日参加してくれた3名は前向きな方で安心しましたが、十人十色だと思っています。高齢者が多く、薬を服用している方が多いと思います。薬を正しく服用してもらうことで、合併症を防ぎ健康寿命を延ばすことに繋がると思いますので、今後も地道に続けていきたいと思います。

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