事例紹介

投稿日:2024年6月6日 薬局情報

 ~薬剤師の定期訪問をはじめた事例~

 80代の一人暮らしの女性。身の回りのことは自立されてり、薬は二科一包化し、カレンダーに家族がセットし今のところ飲み忘れなし。県外に住む娘さんが、月に1~2回受診に合わせて様子を見に帰られています。毎日娘さんが電話をしてはいるものの家から一歩も出ないことも多く、家事をすることも少なくなってきたと家族から薬局に相談がありました。以前自己判断で薬を飲んでいなかったこともあり、また手先が思うように使えないなどの症状もあることから、週に一回、薬剤師がご自宅を訪問することになりました。お薬を届けながら、患者様に変わったことがあれば、ケアマネジャーや主治医と連携することを伝えたところ、患者様からは「待っています」と、娘さんからは「お薬の管理をしてもらえることと、様子を見ていただけるので安心です」との言葉が聞かれました。

 薬剤師が訪問することで、服薬状況以外に、ご家庭での様子やちょっとした変化に気づくことがあります。必要な場合はご家族へ連絡し、多職種と連携しながら患者様が安心安全に過ごせるよう支援いたします。お困りなことがあれば薬局へご相談ください。

 

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