岩手県薬剤師会生涯学習研修会

投稿日:2011年11月20日


東日本大震災において様々な地域や立場からの活動と発災時何を考えどのような行動をしたかを発表する研修会でした。同じ津波災害でも、宮古、釜石、気仙地区では薬剤師活動は様々でした。ただし、根っこは一緒で、情報は自ら掴みに行く事、平時からの付き合いや行動が大切な事などは活動は別でも発表者からの同じ意見でした。

私は、釜石地区の活動を報告させて頂きました。釜石医師会が中心となって、非常時の中でもいち早く医療に係る事全てにおいて統率を取ってくれたので、薬剤師としての活動もスムーズに行う事ができました。当地区は、避難所での服薬指導までもっていけました。医薬分業が進んでいる中、この方式(私は勝手に釜石方式と呼んでいます)は、ひとつのモデルとして参考にして欲しいと思っています。間違いなく患者さんの利益に繋がります。

今回の研修では、非常時においても、普段からの行動や努力の大切を改めて勉強しました。あわてて行動しようとしても無理です。普段の行いが基本で、非常時は応用です。基本がしっかりしていればどうにかなります。
本日は立ち見が出るほどたくさん参加してくれました。企画に携わったものとしては嬉しい限りでした。

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