なかた塾(第12回) リーダー編

投稿日:2011年7月21日


東日本大震災から4ヵ月が経過いたしました。この間の弊社の活動の一部は、HPにも掲載させて頂きました。地域生活者のために取り組んでいかなければならない事は、まだまだあります。今までの日常の仕事とは別の取り組みになりますが、今後とも紹介して参りたいと考えております。

 先月末、今までの活動を総括し、新たなステージの方向性を打ち出しました。この大震災から学んだ教訓の一つが、人材育成であり社員教育を継続して実践することの重要性です。昨年4月からスタートした“なかた塾”ですが、大震災以来休止しておりました。7月21日に再開いたしました。

 本日の対象者は管理薬剤師になります。今後数回にわたりまして、なかた塾真剣耕座として、『今後取り組んでいかなければならない課題とテーマ~東日本大震災からの教訓を具現化する』というテーマで実施いたしました。

 以下のような狙いを設定いたしました。①東日本大震災の教訓から、今後の調剤薬局の役割と薬剤師の行動指針・行動目標を再構築する、②「脱・喉もと過ぎれば熱さを忘れ」の実行、③「中田薬局版かかりつけ薬局」の実践事例を積み重ねて、地域生活者の身近な相談所として地域医療の核を目指す、④先導する機関車役になる、の四つです。

 全部で五つの設問と七つの問いかけが予定されております。今回は、スタートとして、講師からの気づきや問題提起があり、それを受けての設問1として二つの問いかけについて発表と対話が繰り返されました。Q1「大震災から気づいたこと、感じたこと、考えさせられたこと、学んだことは何でしょうか?具体的にたくさん出してみましょう」と、Q2「大震災に対する会社や社員の対応を、どのように感じましたか?気づいたこと、学んだこと、考えさせられたことは何でしょうか?」ということです。震災当初、1ヵ月後、そして現在、というように時系列的に客観的に捉えてみると、見えてくることも違ってきます。数回の耕座を通して、地域生活者から頼りにされる「かかりつけ薬局」の方向性を再構築したいと考えております。次回の真剣耕座は、9月の予定です。

 東日本大震災での弊社の活動が、以下の書籍にも掲載されております。
「ドキュメント●東日本大震災:脇役たちがつないだ震災医療」辰濃哲郎&医薬経済編集部・著/医薬経済社・発行

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