ナカタ薬剤師の事例報告

投稿日:2025年1月31日 事例紹介

 中田薬局では高齢者施設の入所者様の薬を管理しております。今回、入所者様全体の薬物治療について見直し医師に提案を行った事例(服薬の簡素化)をご紹介します。薬剤師は、施設を月に2回程度訪問し薬の及ぼす影響や患者様の状態を観察しています。施設の看護師と話をする中で得た情報や、実際に入所者様の状態を確認して得た情報をもとに薬を見直し、医師に提案を行いました。1日3回以上飲んでいた方がほとんどでしたが1回または2回に減らし、薬の種類も減らすことができました。その後の定期訪問では大きな体調変化なく過ごされています。今回薬の見直しを行ったことで施設の職員からは、飲ませる回数が減ったことで職員の負担が減り、本来の介護の仕事に専念できるようになったという声をいただきました。そして、何より入所者様にとって良い結果につながったこと、処方された薬をそのまま渡すだけではない薬剤師としてのやりがいを感じています。

 

 

 

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