エッセイ345:残りの人生、本気で取り組み続けたい!

投稿日:2026年1月5日

 明けましておめでとうございます。

 銀世界で年が改まってから、もう三日目になりました。どのような新年を迎えられたでしょうか。私の2026年(令和8年)初日は、午前6時過ぎに床を出て、恒例となりました自宅近くのお地蔵さん(大智田中地蔵尊)への参拝で幕を開けました。身近な家族と知人の健勝を祈願し、昨年同様“感謝の毎日を心がけます”と唱えて手を合わせました。

 さて、半年前からでしょうか、“まだまだ涸れてはいない”と自負していた感受性や問題意識の泉に、明らかな異変を感じるようになりました。しかし、気力の熱量は衰えていないと強がっております。そんな気力の呟きを披露して、2026年呟きエッセイ号の発車です。

残りの人生、本気で取り組み続けたい!

 一年前のエッセイ320回(思い出は、今を生きるエネルギー)では、ある時期の本質追求姿勢の原点に関して呟きました。それは、克己心お役立ち精神に徹していたことです。“後になって、なんでもっと深掘りしなかったのか、なんで社員のためにもっと頑張らなかったのか、というような後悔はしたくない”ということを、常に言い聞かせていたことでした。今年の年初エッセイは、成果や成長を左右する要素を取りあげてみたいと思います。

 様々な見解がありましょうが、私は四つの要素の掛け算という考え方を説いてきました。「心構え(思考習慣)」、「行動力」、「実践能力」、そして「本気度(熱意)」です。それらの要素は、何か特別な手法で身につくものではありません。また、身についたかどうかの判断基準は、“常に均一な品質の出来栄えが表現できるかどうか”に尽きます。四要素の中で、特に注視しているのが、熱意の標しといえる本気度です。何事も本気であれば、自分事として全力で努力し続けます。誰かに言われてやるのではありません。日本人で始めてMLB殿堂入りを果たしたイチロー(鈴木一郎)氏、二刀流を続けてユニコーンと称されているドジャース大谷翔平選手の日常の行動実態を知れば、納得できると思います。

 四つのうち、「心構え(思考習慣)」「行動力」「実践能力」は、課題解決を含めた日々の仕事遂行を通して磨き上げられるものです。目の前の課題や日々の任務と向き合って、倦まず弛まず実践行動し続けることが大前提ではないでしょうか。しかし、その大前提を当たり前に自然体で実行し続けることは、実は簡単なことではありません。自分自身のこれまでの人生を振り返ってみれば分かることです。それでは、どうすれば良いのでしょうか。決め手は、本気度だと思います。自分自身の志を信じて、本気で取り組み続けることです。ただそれだけです。しかし、本気で取り組んでも、思うような結果に至らないこと、失敗や挫折を何度も経験することがあるでしょう。人生は敗者復活戦のようなものです。そう腹を括って、諦めないで本気でひたむきに取り組み続けた人に、本人の納得できる成功が訪れるのだと思います。

 以上のことを踏まえて、“なぜ本気度を取りあげたのか”に触れておきましょう。一にも二にも、茹でガエル現象が目について、“このままではいけない”と実感することが、相変わらずアチコチに存在するからです。20年近く前から続いている問題意識でもあります。限られた世界での私見かも知れませんが、現役を退いて79才になった後期高齢者の率直な感想です。先行き不透明な環境の中で意義ある生き方をするためには、もっともっと本気になって、進取の精神で日々の仕事や生活と向き合うしかないと、強く感じております

 皆さん、この数年間、どれだけ本気で物事に取り組んできたのか、新たな年の門出に際して看脚下されては如何でしょうか。心技体の衰えが顕著な私ではありますが、やると決めたことは、誰にも負けないほどの本気度で向き合う所存です。そして、特に若い方々には、持続可能なオンリーワンの追求を、強く強く促したいと思います。成功に近道はありませんから。

  EDUCOいわて・学び塾主宰/薬剤師 井上 和裕(2026.1.3記)

 

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