なかた塾”第11回の報告です。
新人薬剤師3名を対象にした「なかた塾新入社員研修」の最終回になります。
続けてきた2分間スピーチの成果が顕われてきました。一所懸命取り組んでいますから、安心して聴くことが出来る様になりました。継続は力なりです。努力に勝る天才なしです。スピーチ後のHRでは、井上氏の経験や身近な資料を活用した『自己啓発のすすめ』的な問いかけや方向づけが、心に残っております。ほとんど当たり前のことなのですが、新鮮な響きとして訴えかけてきます。
19日(土)は、当初予定を変更して、グループワークになりました。「私達が考える“かかりつけ薬局”の姿(理想像)」と「理想像実現のために実施したい具体策の企画」の二つのテーマです。OHPにまとめたものを、社員の前で提案することを講師から奨められておりました。
20日(日)は、2名の見学者が同席されました。日頃お世話になっております薬局の薬剤師と薬学生です。今後とも、同志とは教育機会のコラボレーションを企画し、相互啓発を図っていきたいと思います。
その日は最終日となります。総まとめのカリキュラムである“真のプロフェッションへの道”です。「プロとアマの違い」、「基本とは何か」、「なぜ基本が大切か」、「『修』のためにはどうしたらいいのか」など、全てQ&A、グルグル回りの対話形式で、シッカリと考えることが求められる内容です。大切な着眼点とその理由が、きちんとセットで問いかけられることが、非常に印象深かったです。
最後の1時間は、講師の総まとめです。選んだ道のプロになるための行動指針や心構えは、結局、当たり前のことを当たり前に実践し続けるということでした。切り札は、「情熱、そして行動」になります。講師からは、「前途有為な若人へのメッセージ」を頂戴いたしました。
締めは、3名の受講者の「学んだこと&気付き&感じたこと」の発表です。6日間の研修で、二回りも大きくなった姿がありました。大いに期待したいと思います。積極的な姿勢には、即、応えていきたいと感じております。
人材育成の要諦は、社員の潜在意識や潜在能力を掘り起こし、可能性を引き出して、心のやる気に点火することです。上に立つ人間は、パーソンナルインフルエンスを日々磨きあげていかなければいけないことに気づかされました。この研修で学びました。