第4回なかた塾(管理薬剤師研修会) 講師 井上和裕様

投稿日:2010年7月15日


なかた塾”第4回管理薬剤師研修報告です。毎回、4時間の研修です。
ミニオリエンテーションでは、“人生における仕事の意義・意味”についての事例を、皆で考えてみました。毎日の仕事姿勢を活性化するためには、時々「何のために仕事をしているのか」を、点検し見直してみる必要性を感じました。

メインテーマは、“目標による仕事の進め方”です。
どのような仕事でも、仕事の出来栄えに影響を及ぼすコツのようなものがあります。それは、特別なコツではありません。当たり前のやり方を、当たり前に実践し続けるだけです。それが“目標による仕事の進め方”でした。調剤業務しかり、薬歴管理、在庫管理しかりなのです。そのような当たり前の基本を、私たちの仕事環境の核にしていくことの重要性を学びました。もっと、能力の巾と奥行きを拡げていかなければなりませんね。井上講師は、“成功確率の高い問題解決の基本手順”と名付けていました。

もう一つの気付きは、コミュニケーションスキルを高めるポイントは、この“目標による仕事の進め方”が定着していることが前提になる、ということです。なぜなら、日々の仕事を通じた対人関係の中にこそ、能力開発の教材がつまっているからです。それを抜きにして、ノウハウだけを学んだとしても、あまり意味がありません。そのことをハッキリと指摘されたように思います。

最後に、リーダーシップの第一部がありました。今まで、リーダーシップが問われるようなことは、そんなにありませんでした。薬剤師一人ひとりが、自主自立&自律という根本的は行動姿勢を求められるようになります。仕事の意義・意味を問うこともその一つですが、仕事に向かう覚悟や自己啓発意識を高める意欲を、もっともっと高めていかなければならないと自覚しました。そのためにも、リーダーシップの本質を学ぶ機会が持てていることに感謝したいと思います。次回も楽しみです。

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