投稿日:2010年6月17日
大好評の“なかた塾”第3回管理薬剤師研修報告です。講師は、引き続きまして井上和裕氏です。
今回は、薬局長による仕事研究活動のフォローから始まりました。薬学生の実務実習受入れ体制の整備の一環として、調剤内規を見直しております。このような自主的改善活動は、定例化したいと思います。
メインテーマの一つは、企業理念の存在理由を考えることでした。“理念とは何か?何故理念が必要なのか?”ということです。この機会に、社会への公約として公表する、弊社の企業理念を策定することにしました。CSR(企業の社会的責任)が叫ばれて久しいのですが、その原点が企業理念であることを認識いたしました。
もう一つは、日常のコミュニケーションのあり方の振り返りと方向づけです。「薬剤師(医療人)にとってのコミュニケーションの本質は何か?」ということから入って、「コミュニケーションの難しさ体験実習」をやりました。良好なコミュニケーションの阻害要因が、ハッキリと体験できました。そして、ただ“HOW TO”だけで終わらせるのではなく、“WHY”という視点とセットで学ぶことが重要だと気づきます。このような進め方こそが、学ぶ意欲を高める唯一の方途だと感じました。井上講師に感謝です。
また、部下を持つ薬局長のマネジメント知識として、“マクドナルドの習熟曲線”、“ビジネスパーソンを失格しないための二つの能力”も参考になりました。そして、先月に引き続きまして、2分間スピーチも面白かったです。次回も続けることになりました。スピーチ力アップが、ハッキリと実感できます。驚きです。
今回学んだことは、①継続は力なり、②積み重ねこそ力なり、でした。