投稿日:2009年4月23日
場所:ホテルサンルート釜石
演題:婦人科における骨粗鬆症の管理
講師:横浜労災病院 産婦人科 横浜市立大学大学院 医学研究科 生殖生育病態医学 客員准教授 茶木修
人の骨は50歳までしかもたない、それ以上生きる事を想定していないしくみということで年を重ねるごとにもろくなるのが当たり前、食事や生活習慣では改善や補う事は難しく、今のところ薬物治療しかない。
薬物治療の成績は改善度50%(この成績は高いのか、イマイチかはさておき)です。その代表的な薬剤はビスフォスフォネートです。この薬剤は、コンプライアンスのかなりひどい。それは薬剤師の責任も重大。講師の先生は、骨粗鬆は現在痛みがあるわけではないので、どうしても危機感を感じていない。
服用の重要性を十分説明する事、患者さんに理解してもらう事が大切と話しておりました。明日からの服薬指導に役立てたい。