中田薬局活動内容 9月分


8月31日、9月1日 第13回なかた塾(中堅薬剤師編)

昨年4月からスタートした“なかた塾”、今期の重点対象を中堅薬剤師にしました。対象者5名を2班に分けて、2日間にわたり実施いたしました。
 今回はその第1回目です。研修成果を最大限にするために、人材育成の考え方や目的について、様々な観点から動機付けすることが、この塾の特長でもあります。対話を通して、各自が考えるという進め方の90分でした。「CSR(企業の社会的責任)とは?」という問いかけに始まり、「いのうえ塾の進め方の基本」、「なぜ学ぶのか?何を学ぶのか?」、「教わるとは?」、「求められる薬剤師の機能は?」と続きます。“修破離”や“マクドナルドの学習曲線”は、薬剤師が職能を発揮するための日々の行動指針にもなりました。改めて、井上講師の唱える三つの能力要件をバランス良く学ぶ必要性を感じました。やはり土台となる“人間としての側面”と“ビジネスパーソンとしての側面”の強化が、私たち医療人にとって喫緊の課題であることを痛感しております。
 後半は“プレゼンテーションの基本”です。“コミュニケーションの難しさを意識する”というサブタイトルつきです。コミュニケーション能力の重要性が言われ続けています。そのことに異論はありませんが、「なぜコミュニケーション能力が重要なのか?」、「コミュニケーション能力とは何か?目的は?」、などの基本的な考え方が言及されないまま、ハウツーのみの教育機会が多いのが現実です。またコミュニケーション能力には、聴くという側面と話すという側面の2側面がありますから、明確に区分して学ぶことも必要になってきます。
 今回は、話すという側面を取りあげていました。ここでも基礎教育の重要性を感じました。中堅クラスも管理者クラスも、その基本的スキルが不足しているのです。だから後輩や新人の育成が思うように進まないことが問題化してしまうことも出てくるのです。一例を挙げてみますと、報告する時の効果的手順や報告内容の要件などについて知らないことです。これは対話や指導する時にも通じることです。理解し納得できて、明日からの仕事に即活かせることが多い研修でした。能力開発の基になる「コミュニケーションを阻害する要因」を学んだことは大きな収穫でした。


9月2日 事務系の会社説明会
釜石商工の生徒が2名会社説明会に参加してくれました。
卒業生の菊池海香さんと山崎友己さんに会社紹介をお任せしまし大成功。
二人とも緊張しながらも、先輩らしく丁寧に分かりやすく、当薬局の特徴を上手に、薬局としての使命をよく理解しており、お二人の成長を感じた瞬間でした。
商工の生徒さんお疲れ様でした。お二人とも受け答えが素晴らしかったです。
勉強になったでしょうか?


9月2日 「やかた」落成式に参加
今年の4月開所予定だった小規模多機能施設。この震災で1階が被災を受け半年延期し、本日記念すべき落成式を開催。社長の松田氏は感慨深いものがあったことでしょう。今後は地域の高齢者のよりどころの施設となれるように、スタッフ一同励んで欲しいと思います。
 がんばれ、松田!


9月7日 中田薬局新卒薬剤師選抜選考試験

東日本大震災のために延期しておりました新卒薬剤師選抜選考試験を、仙台市にて行いました。
当初は、3月中旬に第1回目を予定しておりました。この6ヶ月間、弊社は、崩壊しました釜石エリアの地域医療体制立て直しに全力を注いで参りました。一定の目途がつきましたので、何とか9月7日(水)開催にこぎつけることが出来ました。入社希望の薬学生の皆様には、ご迷惑をかけてしまいました。心からお詫び申しあげます。

また、就職活動を真剣に取り組んでいらっしゃいます薬学生の皆様の姿勢に報いるためにも、形式的なやり方ではなく、試験や面接にも、時間を十分確保して、誠実に対処させて頂きました。受験された皆様方には、改めまして感謝申しあげます。有難うございました。合否結果は、文書にて連絡をしております。ご確認頂きたいと存じます。


9月8日 第14回なかた塾(リーダー編)

14回のなかた塾は、前々回の真剣耕座の第2部です。薬局長が対象です。
   東日本大震災から、学び、気づき、考えたことと真剣に向き合って、私たち調剤薬局薬剤師の任務である地域医療のあり方や方向性を再構築し、“これからの調剤薬局がどうあればいいのか“を明確にすること』、そして、『耕座の総括として、私の考える地域医療実現のための“かかりつけ薬局”の姿を、一人ひとりが公言すること』にしました。12月のなかた塾にて、発表することになりました。
本日は、以下の設問を考察しながら、各自の理想の全体像をスケッチする機会にしました。前回のQ1、Q2を受けて、Q3「今回の経験を通して、今までの発想や考え方では通用しない、甘いと感じたりしたことに、どのようなことがありましたか?このままでは、ちょっとした非常時や環境の変化に太刀打ちできないと感じたことは何ですか?」、Q4「薬剤師としての倫理観(=生き方、あり方)は、どうあればいいと考えましたか?あるいは、自分なりの回答は出せますか?難しいですか?」、Q5「見直さなければならない行動指針や心構えには、どのようなことがあるでしょうか?また、これから取組んでみたいと考えている喫緊の自己啓発テーマには、何がありますか」、Q6「東日本大震災に遭って、今後取り組んで整備していかなければならない課題やテーマの抽出と具体化に向けた計画作り」、そして、Q7「薬剤師として、“この薬局はかかりつけ薬局である”と認定できる要件(薬局運営基準、ルール、あり方など)には、どのようなことがあげられるでしょうか」という課題の取組みです。
後半は、日々のコミュニケーションのあり方についての課題抽出を、ノーサイドミーティング形式で実施いたしました。ノーサイドミーティングは、企業風土改革で有名な柴田昌治氏推奨のオフサイトミーティングがモデルになります。釜石市はラグビーの町です。そこから、ノーサイドミーティングと命名いたしました。調剤薬局の場合、対患者様とのコミュニケーションが重要となりますが、社内の上下左右とのコミュニケーションが良好であることが大前提であることを感ぜずにはいられません。先ず、自分自身の考え方や行動を変えることが、信頼感の漂う前向きなコミュニケーションをもたらすことになります。お互いが自己変革にチャレンジすることを期待したいと思います。


9月10日11日 第62回 東北薬剤師会連合大会
秋田で開催された東北連合大会に出席してきました。本来は岩手で開催だったのですが、この震災の影響で急遽秋田県にお願いする事となりました。薬剤衛生功労を受賞した、千代川先生と高橋先生は日頃からお世話になっている先生で、私も手本としている先生方です。おめでとうございました。特別講演は、子育ての参考となる話し、第二部では医療安全がテーマで日薬でのエキスパートの方の講演でしたので、とても有意義な1日でした。翌日は、恒例の分科会で私は災害対応分科会に出席させて頂きました。各県の考えや活動を参考にしながら、今後の取組みに生かして行きたいと思います。
この東北連合大会では、災害医療活動中大変お世話になった各県の先生方にお会いでき、御礼を伝えることができました。被災のことを今でも気にかけ心配してくれました。今後もご協力ご支援をお願いし釜石に帰ってきました。


認めることは、向き合うための前提条件

      採用担当のつぶやき NO2 ← クリックすると本文が出ます。

 先月に引き続きまして、“採用担当のつぶやき”を掲載させて頂きます。作者は、弊社なかた塾のオルガナイザーであり、教材作成や運営をお願いしております井上和裕様です。四半世紀の人事・教育の仕事経験をお持ちの薬剤師です。6年以上前から呟いてきたエッセイは、250話に達しています。その中から、私たちの日々の活動の参考となります着眼点や考え方などを、都度ご紹介したいと考えておりました。井上様のご好意で、これからも掲載する運びとなりました。お役に立つことが出来ましたら幸いに存じます。


9月14日 薬物乱用防止講座 <釜石高校>
毎年恒例の1年生を対象とした講演会です。教師に寸劇をやっていただくのですが、演技が年を増すごとに生徒の気を挽くようになっています。
釜石出身の生徒が、薬物に犯されないように、学校、警察、薬剤師と協力して継続していきたいと思います。


9月15日スタッフ会議
大震災後初めての研修会。それぞれの思いを共有化し、それを行動に起こすには、どうすれば良いか?をテーマに話し合いました。店舗ごと、継続性を持って出来ることを発表してもらいました。簡単なことで構わないです、小さなことの積み重ねが良い結果を生むことを勉強しました。


9月28日 老人施設での薬の正しい使い方講演
今月2日に開所式を開催した老人施設で講演を行ってきました。私の講演の前後は真剣にミーティングを行っており、職員のみなさんの熱意が伝わってきました。講演中も質問が飛んできて、薬に対する意識、仕事に対する意識の高さを感じました。
これかも継続して薬の話しをさせていただきます。私自身が刺激を受け勉強した1日でした。


偉大な教師は、心に火をつける。

採用担当者のつぶやき NO3